365歩のマーチ
ハタヨガの〝ハタ〟という言葉には、太陽と月、陽と陰、動と静、上と下、右と左、表と裏、外と内、男性性と女性性、能動性と受容性、吸気と呼気、交感神経と副交感神経…などなど、あらゆる〝二極〟を統合しバランスをとる、という意味が込められています。
ヨガの本にもよく書いてあるこの説明。わかったような、わからんような...。まあ何となくイメージはつかめたとして、問題は、じゃあそれ、具体的にどうやってするの??ってことですよね。そんな漠然とした大きなテーマ、どこから手をつけたらいいの?
まず、あらゆる素材でできたあらゆる色の糸が、複雑に絡み合った状態をイメージしてみてください。その材料を使って編み物を楽しみたいとする。ならば、はじめに手をつけるべきは、絡みもつれた糸をほぐして隙間をあける事ですよね。
同じように、ストレスを手放し生活を楽しむためにまずすべき事は、体を動かしてこわばりをゆるめ、呼吸を深めることです。そうすることで〝心〟が目覚めの状態と眠りの状態の〝二極〟の間を行き来する流れ、スペースを作る事ができます。
意識と無意識の両方の機能を持つ私たちの心が行ったり来たりするのを観察し続けると、次第に眠りに落ちる寸前、目覚め始める瞬間のような状態を長くしていく事ができるようになります。意識と無意識、目覚めと眠りの状態が出会い共に在る間が広がっていきます。常にではないにしても、より頻繁に自分の心の状態を認識するように訓練する事ができるのです。
そのようにして、複雑に絡みあった糸のような状態に置かれた心の間に少しずつ広げたスペースに、どこからともなくフワっと気づきが起こります。
「 こうしたらもっといいんじゃないかな?」
とか、
「あれ、ちょっとやってみようかな?」
とか、
「これをするのは私のためにならないからもうやめよう」
とか。
このわずかな隙間からどこからともなくやってくる気づきこそが、私たちが知りたいと願っている本来の純粋な私。
実は今日、こんなお話しをしたくなったきっかけは、昨日介護の職場でたまたま耳にした「365歩のマーチ」の歌に元気をもらった気がしたからです。ヨガと同じようなことを言ってるなと思って。
ブログでは歌詞しか載せられないけど、この曲をみんなで歌いながら体操してたら自然と元気がでてきたので、気になったらYouTubeなどでも聴いてみてくださいね!
「365歩のマーチ」
しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩 三歩進んで 二歩さがる
人生は ワン・ツー・パンチ
汗かき べそかき 歩こうよ
あなたのつけた 足あとにゃ
きれいな花が 咲くでしょう
※腕を振って 足をあげて
ワン・ツー・ワン・ツー
休まないで 歩け
ソレ ワン・ツー・ワン・ツー
ワン・ツー・ワン・ツー
しあわせの扉はせまい
だからしゃがんで 通るのね
百日百歩 千日千歩
ままになる日も ならぬ日も
人生は ワン・ツー・パンチ
あしたのあしたは またあした
あなたはいつも 新しい
希望の虹を だいている
※くりかえし
しあわせの 隣りにいても
わからない日も あるんだね
一年三百六十五日
一歩違いで にがしても
人生は ワン・ツー・パンチ
歩みを止めずに 夢みよう
千里の道も 一歩から
はじまることを 信じよう
※くりかえし
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