コインランドリー
こたつ布団を洗いにコインランドリーに行きました。
全自動のタイプに入れてから一度家に戻って、また終わる頃に取りに来ようと思っていたけど、あいにく使用中だったので、洗濯と乾燥が別のタイプを選んで、洗濯が終わる30分だけその場で待つ事にしました。
大きな洗濯機でこたつ布団がザブザブ洗われているのを見ているのは何だか気持ちが良くて、30分は割とあっという間でした。
洗濯機って、改めてよく見ていたら、
水と洗剤を入れる → 回す(洗い) → 水を出す →高速で回す(脱水)→ 水を入れる → 回す(すすぎ)→ 水を出す → 高速で回す(脱水)
という、水と洗剤の出し入れをしながら、ゆっくりと、あるいは高速で、回転し続けるという、単純といえば単純な動きを繰り返しているんですね。
その機械の中に入れられた洗濯物は、何度も押されたり、たたかれたり、もまれたりして、繊維の間が縮まったり緩んだりする内に汚れが浮き上がり、水に流され、きれいになります。
ヨガの動きは、あらゆる部位の筋肉を縮めていく事によって、身体の内部を洗浄する効果があると言われますが、実際問題、洗濯物がきれいになる仕組みによく似ているのかもしれません。
身体的な面での洗濯という意味ではそうなのですが、「心が洗われたー」という実感がやってくる時もあります。
その実感はいつも、黙々と手足を動かしている内に、効果効能とか、損得とか、好き嫌いとかの、何かこう押したり引いたりするような気持ちが次第に薄まってきて、ただ単純に動いている事それ自体が心地よいとでもいうような状態になってから後に、やってきます。これは、ヨガに限らず。
身体の方をまず先にしっかりと動かして、体内がよく流れている状態にしておくと、その運動や仕事や用事を終えて気が緩む頃には、感情の詰まりも取れてきて、自然な感情が流れやすくなるようです。
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