海の底
先週は色々な事が重なって、びっくりするくらい忙しい一週間でした。
忙しすぎるとテンパってくるので、まわりにあたり散らして、落ち着いてから後悔するようなはめに陥らないように、頭はなるべく冷静に、呼吸はゆっくりして、なんとかテンパらずに次のひと息つけるところまで辿りつこう、というような気持ちになります。
そう。ちょうど、楽しく飲んでるお酒が適量を超えて、酒にのまれるポイントを越えないように、酔っぱらう程に慎重さを取り戻そうとしている時みたいに。
忙しすぎや飲みすぎで感情が爆発するラインを、それはもう数えきれないくらい越えては戻ってを繰り返す内に、そのラインを一旦越えてしまうと楽しいだけでは済まず、ちょうど越えた振れ幅と同じだけの後味の悪さがあとからやってくる事に、そのうち気付くようになりました。
高まった感情は、できる事なら爆発させずに安全着陸させたい。笑えるくらいの爆発ならいいんだけど、笑えない程の大爆発は回復に時間がかかりますからね。
年々、家の事、仕事の事、地域の活動、いくつかのタスクを同時進行させているような状態が日常になってきています。場面が次々に変わって、それぞれに違う形の感情の高波が入れ替わり立ち代わりやってくるので、それがお互いに良い気分転換となって、感情のバランスをとりやすくしてくれているようです。
とはいえ、感情の高波に翻弄されない深い場所でゆったりと泳いでいるような在り方に、憧れる気持ちもあります。
0コメント