8月のお休みについて

暑中お見舞い申し上げます。

8月29日（木）は夏季休業とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

近頃は、ヨガに限らずとも、手間ひまかけて、あるいは時間も情熱もかけて、何かしらのテーマに取り組んでいる人と関わる機会に恵まれて、色々と考えさせられる事が多いです。

長く続いている事って、そのテーマに様々な物事をフィルターのようにくぐらせるとその人の腑に落ちやすく、世の中への興味関心がより増すような何かであって、そういう何かは人によってはあったりなかったりするのかもしれないけど、同じような意味において、少なくとも、ひとりひとりには必ず身体がある。そしてたぶん、人のいちばんはじめとおわりにあるのは、誰であっても身体ひとつ。

身体を、何から何まで全部は無理でも、その一部の筋肉だけでも、自分の意識で動かせるという事は、本当は、すごくすごく、すごい事なんだ！って思います。自分の意識なんていうよくわからない、つかみどころのない、元々世の中になかったようなものが、元からあった循環する自然の一部である身体をほんの一部でも思い通りに動かせるなんて、すごい。

だけど、身体は思い通りに動かせれば動かせるほど良いとか、世の中に対する関心は高ければ高いほど良いなんていう風にはどうも思えなくて、どちらかというと、息は吸うばっかりでも吐くばっかりでもつらくなるから、吸ったり吐いたりするより他に仕方がない、みたいな感じで、フィルターとしての身体の通りが悪いと何かとつらい事が多くなってくるので、詰まりすぎないように気をつけて動かしておくより仕方ない、みたいに私は感じています。