2025年もよろしくお願いします
昨年末、大晦日の午後にうちの愛犬まさむねが13歳で旅立ちました。
娘と息子がまだ小さな頃から、きょうだいのように一緒に育ってきた日々の写真を見ながら振り返り、私たち家族にたくさんの明るい思い出を残してくれた事に改めて感謝しました。
楽しい時も、苦しい時も、何も言わずにただ私たち家族の側にいてくれたまさむねは、何もわかっていないようでいながら、全員の思いに共感してくれているようでもありました。
ずいぶんと若い頃は、人生の大きな決断をすることは自由を失う事のような気がしてなんだか怖くて、できるだけ先延ばししておきたいように思っていました。
それと同じように今もまだ、というべきか、今となっては反対に、というべきか。 慣れ親しんだ存在を失う事をとてつもなく恐ろしい事のように感じて、いつかその日が来る事はわかっているけど、できるだけ先延ばししておきたいと思っていました。
まさむねは、そんな私たちの思いを知ってか知らずか、最後の最後までとても賢く優しい子で、いろんな事を教えてくれました。
まさむねの姿を目で見る事は叶わなくなったけど、そのかわりに、どうも心の中にいつも一緒にいてくれているようで、いつもじわじわと胸が温かいです。
始まることも終わることも、過ぎていく内に温かくひとつに馴染んでいくから、こわがらなくて大丈夫って言ってくれているみたい。ありがとう。そこから見守っていてね。
今はまだ悲しいけれど、また一段と深い感謝の思いを教えてくれたまさむねと共に、新しい年をしっかりと進んでいきたいと思います。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。
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