揺れながら固める

一昨日は奈良で悲しい事件がありました。日本でまさかこんな事が起きるなんて、衝撃を受けました。ご冥福をお祈りいたします。コロナや戦争や嫌な事件が続き、年々のどかな時間や場所が損なわれ、そのかわりに殺伐とした光景を目にする機会が増えていき、知らず知らずの内に生まれた慣れから私たちの感覚が麻痺してしまわないよう祈るばかりです。

早いペースで多くの事が変化していく今のような社会では、変化に合わせて自分は「どう動くべきか」がわかりにくいので、いろんな場面で迷いや葛藤が生じやすくなります。どこを見渡してもヒントが見つけられないような時、残された道があと一つあります。

それは自分が「どう動きたいか」の確信を固めていくという道です。外側が大きく揺れるほど、自分の内側の深いところに「どうしたいか」を問いかけたい。

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さらに数日前の話です。サップヨガをしてみませんか？というお誘いをいただいて、はじめて海の上でヨガをしました。

サップの上は想像していたよりは安定感があって、たくさんのポーズをとる事ができたのですが、やっぱり立ちポーズでバランスをとり続けるのは難しくて、何回も落っこちました。

足が届くくらいのちょうどいい場所で、流されないようにしっかりとロープにサップをつないでもらい、念のためライフジャケットもお借りして着ていたし、サップのインストラクターさんもついていてくれたので、安心して？何回も落っこちました。

海の上でやったら特に気持ちいいポーズはなんだろうかと気になって、開脚前屈とか、ブリッジとか、シャバーサナとか、みんなで色々試してみました。

どれも新鮮な感覚で良かったけど、その日の私にとっては、やっぱりヴィーラバドラーサナ（戦士のポーズ）にチャレンジして落っこちた時が、結果的には一番でした。バランス崩して海に落ちるなんて、恐れていた事なのに何でだろう？

それはきっと、安全な練習の場を準備してくださっていたおかげで、自分の恐れと向き合い、やり過ごしたり乗り越えたりする事ができたから。

さらに帰った後にもいい事がありました。普段の練習をするたびに、揺れない地面に敷いたヨガマットの上で落ち着いて動ける喜び、感謝の思いを自然と感じられるようになりました。

あ！大事な事を言い忘れてました。今年、製薬会社さんが研究開発、商品化してくれた敏感肌のミノン初の日焼け止めが、肌を労わりながら強い日差しからしっかりと守ってくれました。レジャーにも使える効果の高い日焼け止めで、かぶれない物にはじめて出会えたので嬉しい！とても心強いです。

今回ご一緒くださった皆さま、貴重な経験の機会をいただき、ありがとうございました。