休講期間延長のお知らせ(6/20まで)
いつもレッスンにご参加いただきまして、ありがとうございます。
緊急事態宣言の延長を受け、L I Cはびきのの休館も6/20まで延長と決定されました。
現在のところ、6/21(月)よりレッスン再開の予定です。決定次第、またお知らせいたします。
皆さま、お元気にされていますでしょうか?
不測の事態が続き、また、人との間の距離や壁がひとつ又ひとつと増える度、身体の内側では、知らず知らずの内に筋肉のこわばりが生まれ、そのこわばりが呼吸を浅くし、浅い呼吸が自律神経の乱れを呼び、内臓の働きにも良くない影響があらわれやすくなります。
自律神経に支配されている内臓の働きは、自分の意識で直接コントロールできないものですが、レッスンでもいつもお伝えしているように、意識には、その向いている先の働きを増幅させるという性質があります。自分の顔がどう見えているか意識すると顔に血流が向かい赤くなったりするように、実際に、意識の矢印の先にエネルギーが集まります。
呼吸というのは、運動神経と自律神経の両方の支配を受ける働きです。ある程度まで、自分の意識でコントロールできるものであると同時に、コントロールしようとする意識を手放しても、身体じたいが、できるだけちょうどいいバランスになるように自然と維持してくれている働きでもあります。
なので「呼吸に意識を向ける」という、ただそれだけの事で、呼吸は深まり落ち着きを取り戻し、自律神経はバランスを崩しにくくなり、自律神経に支配されている内臓の働きにも良い影響を及ぼす事ができます。深い呼吸は、身体の内側からの自動マッサージみたいに、筋肉のこわばりを自然と緩めてくれる効果まであります。
簡単すぎて、シンプルすぎて、逆に信じるのが難しいくらいの方法なんですけど、これは本当に効果があって、人の身体はどうもそういう風にできているようです。自分の命の根幹に関わる働きであるほど、自分の意思では直接コントロールできないのだけど、ただ、その働きに意識を向けるだけで、身体が自動的にちょうどいいバランスに運んでくれます。
社会の変化著しい時ほど、身体はこわばりやすくなりますから、身体に流れる生命力の勢いが途切れてしまわないように、しっかりと呼吸に意識を向けておきましょう。
0コメント