新しいサイクルのはじまり

元号も令和に決まり、気持ちも新たな新年度が始まりましたね。

今からさかのぼる事10年くらい前、ケンハラクマ先生のアシュタンガヨガのワークショップに参加しました。

アシュタンガヨガというのは、現代ヨガの礎を築いたクリシュナマチャリヤ師の教えを受けたパタビジョイス師が系統立てた流派で、型が決まっていて運動量の多い練習スタイルのヨガです。

一口にヨガといっても、練習の仕方は本当に千差万別です。その後、同じくアシュタンガヨガの吉川めい先生、アサナマンダラの柳本和也先生、ヴァイクンタヨガの坂東イッキ先生、ワナカムヨガのマスタースダカー、シバナンダヨガのクリシュナグルジ、様々な練習スタイルの先生のワークショップに参加したり、継続的に通えそうな自分に合ったヨガスタジオを探して受講したりしました。


私がいま、ハネヨガでお伝えしているヨガは、天王寺の鶴原ヨガスタジオで教わったヨガをベースにしていて、沖ヨガに由来しています。

沖ヨガというのは、日本のヨガの草分け的存在の沖正弘先生が系統立てたヨガで、アシュタンガヨガのパタビジョイス師と同じくクリシュナマチャリア師の教えを受けたアイアンガーヨガのB.K.Sアイアンガー師とも親交の深かった沖先生が、インド各地を巡り知り得たヨガの技法と、日本の伝統文化、武道、東洋思想などを融合させた練習体系です。

鶴原ヨガスタジオでは、その沖ヨガをベースに鶴原愛子先生はじめベテランの先生方がそれぞれの仕方で深めたヨガのレッスンがバランス良く展開されていて、現代の日本女性にとって無理なく効果的に取り組める練習の場になっています。

長くヨガの練習を続けている先生の通った道に一つとして同じものはありませんが、ところどころで交わっていて、まるで網の目のようです。

先月から教わり始めたYOGA SHALA SAMADH Iの井上莉彩先生も長い長いヨガの道を進まれていて、その豊富な経験から貴重な知恵を伝えてくださいます。

焦らず弛まず一歩ずつ進んで、その道の途中でこれは大切だと思うことを見つけたら、私の発見する事はたいていが小さくてささやかなものではありますが 笑、その都度こまめにお伝えしていきます。



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