モモかサクラか


 昨日デイセンターの送迎で、あるご利用者さんのお宅に向かった時の話です。二軒お隣りくらいのお宅の庭に植えられた早咲きのサクラが満開を迎えていました。思わず


 「あのお庭の早咲きのサクラ、満開できれいですねー」

と話しかけたら、


 「ああ、あのお花はね、モモなのよ」

と、思わぬお返事がかえってきました。


 「そうなんですね。モモの花はピンクと思っていたけど、白い花が咲くモモもあるんですね。」

と会話しながらも、実は心の中で「どう見てもサクラやけどな?」と思っていました。それから「とはいえ私も植物に詳しい訳でもないし、ご近所に住んでいて長年その花を見ているご利用者さんがモモだというなら、その通りなのかもしれない。」と思考がかけめぐったものの、モモでもサクラでも満開のきれいな花を見られて嬉しい気持ちになった事に変わりはないので、モモなのかサクラなのかその場で白黒はっきりさせようとする気も特に起きず、またバタバタと忙しい業務に戻っていきました。



 そして今日。こどものサッカーの送迎で鶴見緑地公園の近くまで来たので、ついでに公園を散歩して帰ろうと思いたちました。

 花壇に植えられたビオラやパンジー、ユキヤナギを見ながら歩いていたら、向こうの方に満開のサクラの花がたくさん咲いているエリアがありました。早起きしたおかげで、用事のついでにお花見ができてラッキーやなと思いながら近づいていくと…

 えー!! モモー!?



 昨日の今日のことなので、さすがに気になって調べてみたら、このベニバスモモはソメイヨシノと同じバラ科サクラ属の木で、開花はソメイヨシノよりも例年1〜2週間早く、街路樹などに使われていることも多いので、ソメイヨシノによくまちがわれるそうです。


 ちなみに、バラ科の植物はおよそ90属に分類され、分類の範囲は国や時代によって異なるらしいんです。サクラの分類について、ウィキペディアから一部引用します。


 「サクラ類をサクラ属に分類するか、スモモ属に分類するか国や時代で相違があり、現在では両方の分類が使われている。ロシア、中国、1992年以降の日本ではヤマザクラやセイヨウミザクラなどサクラのみ100種をサクラ属として分類するのが主流である(狭義のサクラ属)。一方で西欧や北米では各種サクラとスモモ、モモ、ウメ、ウワミズザクラなど約400種を一括してスモモ属として分類するのが主流である(広義のサクラ属)。これは比較的サクラ類の多いロシアや中国ではサクラ類を独立した属として分類していたのに対し、伝統的にサクラ類の少ない西欧と北米ではサクラ類をスモモやモモやウメなどと一括して分類していたためである。日本の科学は西欧や北米の基準に合わせる事が多かったため従来はサクラ類をスモモ属としていたが、1992年の東京大学の大場秀章の論文発表以降は、実態に合ったサクラ属表記が主流である。」


…だそうです。楽しいお花見も考えだしたらけっこうややこしいですね!ヨガのポーズ名とか細かい哲学とかが時代や流派によって少しずつ違うのと似てます。


 もろもろスッキリさせたくてキッチリ分類しようとしすぎると、一周まわって沼にはまる感。あるあるですね。思考と感覚の間を適度なところで折り返しつつ、足どり軽くいきたいものです。

 こっちはモモっぽいけどサクラ。



 そーなんだー。知らなかったー!

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