ストレス解消
ストレス解消といっても、なかなか今すぐ簡単には解消できないような原因によるものもあれば、その気になりさえすれば原因ごと今すぐ手放せそうなものもあります。
最近、日々の暮らしの中でいつもちょっとだけストレスに感じている事のうち、その気になって動きさえすれば今すぐにでも簡単に手放せそうなものに取り組むのがマイブームになっています。
たとえば…
・欠け、汚れが毎日目に入るのに、長年そのまま使っているお風呂場の小物類を買い替える。
・玄関の小窓のカーテンの劣化も見るたび気になっていたので取り替える。
・車のエンジンオイル交換時期の連絡がきたので、放っておかずに早めに行く。
・麦茶ポットと食器カゴを洗った後、いちど完全に乾かす時間をおける体制を整える。
・傷んだタオルや肌着類を入れ替える。
・溜まった各種申請手続き、支払い手続き、書類仕事を片付ける。
・家族の口ぐせの中に、聞くたびにちょっとだけストレスを感じている事があって、まさにそのストレスを感じた瞬間に、自分が今どういう気持ちになったかをできる限り丁寧に説明して、また相手がどういう気持ちでその言葉を使っているのかも教えてもらい、衝突を避ける道を一緒に根気強く探る。
などなど。
ちなみに、今あげたようなストレスの原因となっている物事をストレッサーといいます。それにより心身に現れた症状をストレスメディエーターといいます。
起こりやすいストレスメディエーターは、歯を食いしばり、首や肩に力が入る。胸やみぞおちが固くなる。のどが締まる感じがする。骨盤底部の過緊張。下腹に力が入らない。呼吸が浅くなる。眠りが浅くなる。自律神経の乱れによる胃腸の不調。ホルモンバランスの乱れによるイライラや落ち込み、など。
そして、その症状の発露を認識した状態がストレスです。
ストレッサー
(ストレス症状を起こす原因)
↓
ストレスメディエーター
(ストレス症状)
↓
ストレス
(ストレス症状発露の自覚)
ストレッサーには外因性のものと内因性のものがあり、完全に取り除く事はできません。気にしても仕方のない事は、気にしすぎないように放っておく力も大切です。そして何より、ストレス症状が現れたことに早めに気づいてこまめに症状の解消をはかる事がとても重要です。
ストレスを感じている時、その原因が何であれ体は必ず緊張し、こわばります。ヨガなどで適度に体を動かして呼吸を深め、こまめに心身を緩めておく事は大変有効なストレス解消方法です。
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